常任本部会

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常任本部会

教化推進本部の業務を統括し、5部会の連携及び調整を図るために設置されています。この部会の構成は、本部長及び副本部長、各部会の主査副主査によって組織されています。
教区事業の共通理解を図り、その方向性を確かめる意味で、教化委員長及び事務局員も適宜参加しております。従来、このような相互理解等は頻繁に実施されることがなく、21年度の教化委員会規則改正により新しく設置されました。

本部長コラム(2023.09.19)

 9月19日、今年度第2回の常任本部会を開催しました。長浜教区との改編の作業が進み、新しい教区のかたちを模索しています。二つの教区の改編ですので、当然京都教区で取り組んでいた教化事業も組織も変化することになります。改編をするにあたっては、組織、事業を相互理解し進めています。それについては両教区で取り組む作業になります。

 ただ京都教区の教化委員会の組織は改編前に教化委員会規則を変更し、組織体制を根本的に変更しました。そのことの総括はなかなか時間的な制約の中なおざりになっていました。特に本日の会議では、今一度教化推進本部において点検、総括が必要であるということが確認されました。

 教区の方々と共々に作り上げる、教区教化をどうすればシステム化できるか。この2年間の総括を含めて、みんなで知恵を出し合って参りたいと思います。

教化推進本部 本部長 沙加戸 崇

本部長コラム(2023.06.01)

 5月29日に京都教区地区教化委員長会を開催しました。8地区の教化委員長と常任本部会(正副本部長、5部会の正副主査)のメンバーでした。

 教区内の皆様はご存知の通り、長浜教区との改編を一年後に迎えます。現長浜教区は300ケ寺あまりの寺院数があり、そのまま長浜特区(地区)になります。現在の京都教区の8地区は寺院数も状況も様々ですが、もっと大きな9地区目が誕生します。そこで、地区の教化を振り返り今後に繋げることを主題として会議を持ちました。話題提供として、湖南地区教化委員長の山本靖氏より、地区教化委員会の取り組みをご紹介いただきました。特に、メンバーが固定化していることや、教化事業が広がらないなどの課題に対して、どう取り組もうとしているのかをお聞きしました。今、模索中ということが大切なことではないかと思います。また各地区も様々な課題を抱えていることを改めてみんなで確認できました。

 今まで、よく教区と地区、組の連携ということを私も書いたり話したりしてきましたが、連携とは何かというと、ひとつには情報の発信と応答が大切であると感じました。こんなことに困っている、こんなことをしてみたい、ということが発信されることで、情報の共有や応答が生まれる。今回の会議で各地区の持つ課題は、教区教化を形作る課題であり一つ一つ共有、応答していくことが新しい教区を作っていくのだろうと思います。

教化推進本部 本部長 沙加戸 崇

「ジェンダーに関する研修会」に参加して(副本部長のつぶやき)

遠藤まめたさんに問いかけられました。

あなたの性を、男だ女だと認識したのはいつですか?

考えてもみませんでした。私は女だと思ってきていて、違和感もなく受け入れているつもりだけれども、本当に女なのだろうか?そもそも本当の女とは。男とは。

周りに女だと扱われる中で自覚していなかった性にとりこまれて作られてきたものかもしれません。

人を男と女に分類し、役割を与えられ、生きる場も線引きしてきたことに気付き始めたら、新たにLGBTQというくくりで分類され、線引きされている方々の存在を知り、どこませも、線引きして生きていきたい私を思い知らされました。

教化推進本部 副本部長 長 紀子

本部長コラム(2023.03.07)

 来年7月の京都教区と長浜教区との合併に向けて、先般、教化推進本部調整協議会が開かれました。これから新教区の教化委員会をつくる会議で、京都、長浜の現教化委員会の主査が並び顔合わせをしました。出席者の自己紹介をした時、本部長の私にマイクが回ってきたのですが、「横に並んだメンバーが、一緒に教化委員会で机を並べてきた仲間です。」と、自分で言いながら、はっとしました。予め用意した言葉でなかったので、並んでおられる顔を見て、言葉にしてみて改めて自分で納得しました。ここで学んできたんだなぁと。

 教化とは、というとハードルが高いですが、そこで人と遇うということが大切なんだろうと思います。今年度のある研修会で、本部員のある方が、「(教化に関わって)何でも言ってください。」とおっしゃいました。冗談半分で「えらいこと言うたな」と茶化してしまいましたが、本当にありがたい言葉をいただきました。様々な会議が続き、日程的にきついと思うこともありますが、その言葉は疲れも吹っ飛ぶ言葉でした。

 教区が教化の場として開かれてきたのは、様々な人がその場を大切にし、そこで人と出遇ってきたということだと思います。前回コラムと重なりますが、教区人の皆様と出遇えることを重ねてお待ち申し上げております。

教化推進本部 本部長 沙加戸 崇

2022年度 第3回 教化推進本部 常任本部会

日時:2023年3月7日(火)14:00~17:30
会場:教区会館 2階 大講堂 並びに各Web会場【Zoom 併用会議】
委員:欠席1名、Zoom 参加2名

協議事項

⬧ 教区教化推進本部会について
 ▶5月18日(木) 10:00~ 会場:しんらん交流館2階 大谷ホール

⬧ 教区同朋会議について
 ▶5月18日(木) 14:00~ 会場:しんらん交流館2階 大谷ホール

⬧ 教区教化委員会総会について
 ▶5月23日(火) 13:00~ 会場:真宗本廟 参拝接待所 視聴覚ホール

⬧ 地区教化委員長会について
 ▶5月29日(月) 13:30~ 開催を決定

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次回 常任本部会
 ▶3月7日 午後2時より 会場:教区会館2階大講堂および各Zoom会場

副本部長のつぶやき(2023.02.13)

男女両性で形づくる教団を目指す研修会。

藤場先生の本を読み、予習して参加して下さったとか。頭が下がる思いです。

ジェンダー(性別による社会的役割分担)に従うことは、ラクだしスムーズに事が進んでいくけれど、おかしいと思うことに、声を上げる勇気と気力まで奪われてしまうのは何故だろう。

コロナ以降、会えなかった方々に久しぶりにお会いして、畳の上で座談して、やっぱり直接会ってしゃべることは何物にも代えがたいと思いました。

教化推進本部 副本部長 長 紀子

本部長コラム(2023.02.13)

 教化委員会規則改正により21年度より「教区教化は教区人の手で」をスローガンに教区事業を展開しています。本部長を拝命して2年。実質22年度になってようやく、教区事業が軌道にのって参りました。様々な研修会が展開されていますが、その熱を肌で感じるためにできるだけ出席をしています。

 令和5年1月17日、18日は育成研修部会の伝道研修会に参加しました。昨年度から引き続き大阪教区山口知丈先生を迎えての1泊2日の研修会です。先生の講義で常にお聞きすることは、「寺川先生は」という主語で師の言葉を紹介してくださいます。お会いしたことのない寺川先生ですが、先生の師との出遇いの深さや、その言葉の持つ力強さを感じます。

 研修会等に参加して学ぶことは何より大切なことですが、同時に私たちはそのことが知らない人を見下すことになりかねない危うさを持ち合わせています。師を仰ぐ言葉の端々に、人に誇るような危うさを越えて、次々と相続されてきた学びの奥深さがあるのだと思います。

 研修会を通して、師や朋との出遇いをもたらすものが「場」であると思います。教区人の皆様と出遇えることをお待ちしています。

教化推進本部 本部長 沙加戸 崇

2022年度 第2回 教化推進本部 常任本部会

日時:2023年2月6日(月)14:00~17:30
会場:教区会館 2階 大講堂並びに各Web会場【Zoom 併用会議】
委員:欠席なし【Zoom 参加:3名】

教区改編・新教区準備委員会の進捗状況 篠岡誓法教務所長より報告。
2月22日に第1回教化推進本部調整協議会が開かれる。

各部会の進捗状況報告(概要)

【共同教化部会】

⬧ 組長・組門徒会長研修会に向けて ▶2月16,17日

⬧ 出向く教化 丹波第一組 満林寺において ▶4月26日
距離の遠近にかかわらず、要望があれば出向いていく予定。

【育成研修部会】

⬧ 拾学舎 2022年12月より2回開催済み。参加13名。
講師〈教学担当〉竹橋氏、〈声明作法〉松田氏
初回は対面、2回目はZoomで開催。
葬儀式がテーマで、現場経験があり質問が多い。
Zoomの場合、運営スタッフが2名では足らない。
▶4回目 2023年12月23日
▶5回目 2024年1月20日
▶6回目 2024年2月17日

⬧ 伝道研修会 1月16,17日 第16期4回目 対面開催
東浅井詰め所にて宿泊
 ▶5回目 2023年2月21、22日
次回から夕時勤行の時に感話を取り入れる。
朝も勤行をしてから授業に入る。
教務所で宿泊できないか、今後要検討。

【青少幼年教化部会】

⬧ 児童大会 2022年12月17日 9名参加
ゲームを交えながら本山を見て回る。白い肩衣に絵を描く。

⬧ 各組代表者研修会 2月4~5日 15ヶ組17名参加 講師:酒井義一氏
座談をワークショップ形式で行う

【出版部会】

⬧『教区だより』公開講演会 12月19日 講師:四衢亮氏 参加18名

⬧ 教区だより
  12月号から見義悦子氏の新連載 カラー版で発行。
  2月号より8ページ化。裏面に教区の行事予定も掲載。
  『慶讃だより』が終わったので、3月号よりお待ち受けなどの記事を
  『教区だより』が引き継いで掲載していく。

【男女共同参画部会】

⬧ 男女両性で形づくる教団を目指す研修会 2月12日 若狭地区において

⬧ ジェンダーに関する研修会
 ▶4月10日 講師:遠藤まめた氏 会場:教区会館2階大講堂

⬧ 女性の声を聴く会
 ▶5月9日 会場:教区会館2階大講堂
  教区教化委員、本部委員の女性を対象に行う。

【その他】

⬧ 常任本部委員だけでも各部会の議事録を共有する。

⬧ 広報の方法を要検討。
  各々、他の部会の研修会の広報もする。またできる限り参加する。

⬧ 教化推進本部総会
 ▶5月18日 午前10時より12時まで 会場:教区会館2階大講堂。
  本年度の事業の総括と来年度の事業計画。

⬧ 次回 常任本部会
 ▶3月7日 午後2時より 会場:教区会館2階大講堂および各Zoom会場 同朋会議の具体的内容を考える。

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