教区だより 2026年 2月

教区だより 429号
・連載 第8回「女性教化」の近・現代史を紐解く
―真宗大谷派の場合―
福島 栄寿 氏
・特集 「是旃陀羅」問題教区学習会について
谷大輔 氏
・今、この時に、親鸞聖人に遇う
近江第1組 宗德寺 城利枝 氏
東北教区 浜組 西願寺 吉田光信 氏
・男と女の平等って、なに?
・教務所からのお知らせ
【今月のことば】

君看よ双眼の色、語らざれば愁い無きに似たり
『槐安国語』(白隠慧鶴著)より
江戸中期の臨済宗の僧、白隠禅師の言葉とされている。「その人の眼を見てごらん、何も語らなければ、何の愁いもないように見えるだろう?」といった意味になるであろうか。
一見すると、何の悩みも無さそうで、幸せそうに見える人がいる。自分自身が深い愁いの中にある時には、尚更そのように映ってしまうこともある。しかし、当たり前だが人にはそれぞれ歩んできた歴史があり、その人にしか分からない愁いや悲しみを抱えて生きている。
人間は、互いを完全に理解し合い、通じ合うことはできない。その意味で人は原理的に孤独な存在なのかもしれない。しかしそうであっても尚、「通じ合えない愁いを抱えた者同士」として通じ合うことは出来るのではないだろうか。「理解できる・できない」という部分を超えたところにこそ、人と人とが本当に出遇っていくということがあるのではないだろうか。 (出版部会 藤野顕生)
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