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教区だより 2025年 8月

カテゴリー: 出版部会  教化本部  教区だより     タグ:

教区だより 423号
・連載 「女性教化」の近・現代史を紐解く
 ―真宗大谷派の場合―
 福島 栄寿 氏
・特集 部落差別問題に学ぶ同朋協議会
 公開現地研修会
・特集 親鸞ウォーク2025
・特集 本の紹介コーナー
・今、この時に、親鸞聖人に遇う
 但馬 末利花 氏
・教務所からのお知らせ

【今月のことば】

君はそのままでいい。
真宗大谷派学校連合会教科書編集委員会『生まれる 生きる 生かされる』(東本願寺出版)より

 真宗大谷派の関係学校へ進んだある男子生徒は、いつもうつむいて生きていました。級友たちと比べて学力も体力も才能も劣っているであろう自分に自信が持てず、不安でしかたがなかったのです。
 そんな彼に向かって、ある日担任の先生はこう言います。
 「君はそのままでいい。」
 彼は目の前の光景がぱっと変わった気がしました。この言葉が「無理はしなくていい」「努力しなくていい」という、自分にとって都合のいい慰めではないことが、彼にはすぐにわかったからです。
 彼はそれを、「ありのままの自分と向き合って生きよ」という呼びかけの言葉として聞くとともに、一人の人間としての自分を認め、つらさや悩み、課題を共有してくれる人、自分以上に自分のことをわかってくれている人の存在に気づいていくのです。
 私たちはその方を「(ぜん)知識(ちしき)」とお呼びします。(出版部会 髙田 正城)

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