教区ハンセン懇【ハンセン病問題に関する研修会】

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教区ハンセン懇【ハンセン病問題に関する研修会】

教区ハンセン懇【ハンセン病問題に関する研修会】

研修テーマ:ハンセン病家族訴訟に学ぶ~問われているのは誰ですか?~

日時:2016年11月30日(水)15時~17時30分(14時30分受付開始)
会場:京都教務所2階大講堂(京都市下京区花屋町通烏丸西入)
講師:黄光男さん(ファン・クワンナム/ハンセン病元患者家族の集団訴訟原告団副団長)

京都教区ハンセン病問題に関する懇談会は公開講演会を開催いたします。
1996年、ハンセン病隔離政策の法的根拠であった「らい予防法」が廃止されました。「らい予防法」廃止20年にあたる今年2016年、ハンセン病問題に関して大切な動きがありました。それは、ハンセン病元患者の家族が国に対して裁判を起こしたのです。隔離政策を通して問われるのは国の責任かもしれません。しかし社会の中で、ハンセン病元患者の家族を苦しめ、差別し、排除したのはこの社会であり、社会を生きる私たち一人ひとりではないでしょうか?今回のハンセン病家族訴訟を通して、何が問われているのかを学びます。多数のご参会をお待ちしております。

【講師紹介】
黄光男(ファン・クワンナム)さん。1955年、大阪府吹田市生まれ。1歳のとき母親と姉がハンセン病発症、岡山県にある国立療養所長島愛生園に隔離させられる。9歳まで児童養護施設で生活する。以後、仕事場の同僚にも友人にも妻にも、母の病名を隠して生活した。ハンセン病元患者家族の集団訴訟原告団副団長。

【ハンセン病元患者家族の集団訴訟について】
らい菌による感染症「ハンセン病」に対し、国は1907年に隔離政策を開始。らい予防法に基づき、全国13カ所の療養所に患者を収容し、堕胎や断種を強いた。同法は96年に廃止され、2001年の熊本地裁判決は隔離政策の違憲性を認め、国は元患者に謝罪と補償を行った。家族の被害に対する一時金などは支払われておらず、今年2月、元患者の家族約570名が賠償を求めて熊本地裁に提訴。匿名で原告になる人が多い。

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